明日山 法福寺

[住所] 〒938-0171 富山県黒部市宇奈月町明日836
[TEL] 0765-65-0526
[住職名] 関口 清浩
[URL] http://www.hofuku-ji.jp
[宗派] 真言宗

<沿革・歴史>

法福寺は、大同元年(806)幻識大和上の創建であると伝えられている。本尊は十一面観音であり、むかって右の脇立ちは馬頭観音、左の脇立ちは聖観音である。いずれも奈良の仏師春日の御作と言われている。かつては七堂伽藍があり、仁王門の中にも十六坊が立ち並んでいたが上杉謙信が侵入した折、兵火にかかって消失したという。

その後、中興秀運和尚の代に、文禄二年(1593)に前田利家公より観音灯明田百俵の寄進を受け法福寺を再興した。この時から加賀藩の祈祷寺となり、加賀藩より篤い庇護を受けた。特に三代藩主前田利常公は信心が篤く、多くの寄進を賜った。また。当寺観音様の法力があるということで、宝福寺より法福寺に変えたと伝えられる。現在は、2000坪あまりの境内に七間四面の観音堂、庫裏、弁天堂、仁王門を擁しています。明日大桜(樹齢約400年)は明日の稚児舞(国重要無形文化財)の頃に満開になり、多くの参詣人をお迎えしております。

<年間行事>

2月15日 涅槃会
4月 第3日曜日 明日稚児舞 柴灯護摩火渡り
7月 第2日曜日 納骨堂合同法要
近年の各家族少子高齢化によりお墓の維持管理が難しくなっております。そうした状況に対応するため、平成25年に納骨堂を建立いたしました。また令和2年に収骨堂を建立し増築いたしました。加えてペットの収骨堂も建立いたしました。納骨堂内にありますので、天候に左右されずお参りできます。

<墓地・納骨堂>

納骨檀412区画 人間用収骨堂 ペット用収骨堂