扇澤山 西法寺[住所] 〒935-0063 富山県氷見市加納1401 <沿革・歴史> 扇澤家に伝わる由緒書によりますと、西法寺の開基は、扇沢弥五左衛門という東国の武士、のちの西善といわれています。弥五左衛門は、応仁・文明の兵乱で一族が討ち死にし唯一生き残りましたが、この世への望みも絶え果てて近くの常陸国稲田の報恩寺(浄土真宗)を訪ね弟子となりました。熱心に念仏の御教えをいただく身となり、本願寺第九代宗主実如上人から本尊を下附され、西善が染筆を得たそうです。 その後西善は、阿弥陀如来の御絵像を懐に、親鸞聖人や蓮如上人ゆかりの北陸のご旧跡の拝見を思い立ち船に乗りました。途中、暴風雨に遭い大海原に投げ出されましたが、流れてきた舵にしがみつき万死に一生を得ました。波風もおさまり漂流しているところを氷見の漁師に助けられ、有磯浦阿尾の海岸に上陸したといわれています。後に隠居して、加納村に草庵を結び、お念仏の御教えを広めたそうです。 実如上人より方便法身尊形(御絵像)を下附された1505年を開基とし、現在の木造の阿弥陀如来像を下附された1623年より西法寺という寺号を公称しました。 |
<年間行事>
1月1日~1月3日 | 元旦会 |
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1月 第2土曜日 | 御正忌報恩講法要 |
4月 第1土曜日、日曜日 | 祠堂経法要 |
11月5日、6日 | 報恩講法要 |
12月31日 | 除夜会 |
4月16日~10月15日 | 午前7時より お朝事 |
10月16日~4月15日 | 午前7時半より お朝事 |
<墓地・納骨壇情報>
納骨堂あり