実相山 真如院

[住所] 〒939-1375 富山県砺波市中央町4-12
[TEL] 0763-32-3533 [FAX] 0763-23-6010
[住職名] 廣瀬 哲久
[宗派] 曹洞宗 

<沿革・歴史>

当院は三州寺院明細帳によれば、神亀五年(七二八年)伝戒実相和尚様によって開闢、住吉は苗加村に設立されたとありますが、詳細は不明。時を経て、前田利家公が高岡を開町なされ、後三代藩主利常公により、高岡山瑞龍寺が開創され、その瑞龍寺四世在田春龍和尚様が、出町開町間もなくの承応二年(一六五三年)この地出町に当院を移され、瑞龍寺配下の曹洞宗寺院となり、出町の発展とともに今日に至っております。

この間三百五十有余年の間に三度の火災に遭遇し、特に昭和十九年(一九四四年)五月七日の出町大火の折には、大変なフェーン現象で火の廻りも速く瞬く間の内に火の海と化し、当院も全焼、御本尊のお釈迦様と観音堂のお観音様の二体だけが持ち出され、他は全て焼したと聞き及んでおります。責任を感じられた十八代住職は戦前戦後の物資事欠く時代に大変なご苦労をなされ、昭和二十一年(一九四六年)庫裡を建立、その中の一部を仮本堂となされて焼け残りし御本尊釈迦牟尼仏とお観音様を安置ご供養なされておられました。

十九代住職の時、檀家の方々から本堂再建の話が盛り上がり、幾度かの檀家総会を開催、その折、二度と消失の出来ない本堂をとの声が高まり、当時としては類を見ない近代建築の粋をゆく鉄筋コンクリート建ての本堂を無事建立、昭和三十六年六月二十一日落慶鎮座法要が盛大の内に厳修され、その当時、北陸地方で内外共に調った鉄筋造りの本堂は初めてとの事とて、NHK、北日本放送が一日中撮影に専念、その一部始終を後日放映なされました。

<年間行事>

1月元旦、2日、3日 新年大般若祈祷会(午前5時)
1月18日 初観音(午後1時30分)
2月3日 節分会(午後2時)
2月15日 涅槃会(午後2時)
5月8日 花まつり 仏足石供養(午後1時30分)
5月21日 教会祠堂経(午前10時)、大般若法会(午後1時)
7月14日 山門大施食会(午後1時30分)
11月18日 観音大祭 開山忌(午後1時30分)
12月8日 釋尊成道忌(午後1時30分)

<墓地・納骨堂>

墓地・有